最近Webフリーランスという働き方が浸透してきて、会社員をやめてフリーランスになりたいという方が増えてきました。
私もその1人で、2022年2月に会社員年の安定キャリアを捨て、フリーランスになりました。
その後、半年で会社員時代の収入月30万を超えることができ、今では会社員時代の2倍以上の月収を稼げるように。
そして、私がフリーランスとして最初に取り組んだお仕事こそがインスタ運用代行です。
そこで今回はこれからフリーランスになりたいという方にむけ、初心者のお仕事にインスタ運用代行をおすすめする理由を、実体験をもとに説明していきます。
正直言うと「フリーランスでおうちで働けるようになれるんだったらあまり手段は択ばない!」という方に対しては、よほどInstagramが嫌いでないかぎり、インスタ運用代行をおすすめします。
インスタ運用代行とは
インスタ運用代行とは、会社や個人事業主などのクライアントに代わり業務委託でインスタ運用を行うお仕事です。
投稿やリール(Instagramにアップできるショート動画)を作成したり、プロフィール文を考えたり、メッセージやコメントの対応をしたり…
忙しいクライアントに変わり、運用を巻き取って行うお仕事です。
ちなみに、詳しいお仕事の内容はこちらの記事で解説しています!
https://meg-joysns.com/2024/04/21/instagram_daiko3/
インスタ運用代行をやってよかったこと|メリット
私はフリーランスになるために、最初に取り組んだお仕事こそがインスタ運用代行です。
インスタ運用代行に興味を持ったきっかけは、私が独立しようとした当時、ロールモデルとしていた方がインスタ運用代行をしていたから。
また私はインスタがもともと好きで何時間でも眺められていたほど。
「もしかしたらインスタを仕事にしたら、好きなことで働けるんじゃない!?楽しそうやん!」と直感で思ったんです。
そして実際に、2年間インスタ運用代行をやっていて、良かったことがたくさんありました!
需要が多く後発でも案件が見つかりやすい
フリーランスと言えば案件を取り合いしているようなイメージを抱く方が多いです。
また、先行者が多く「今から取り組んでも私が入る隙なんてないんじゃないか?」と不安になることもあるでしょう。
しかしご安心いただきたいのですが、インスタ運用代行はまだまだ人手不足です。
その理由の1つがとにかく需要が大きいこと。
SNS運用に取り組みたいという企業がどんどん増えてきてるんですよね。
例えば、あなたのまわりにはインスタを使っている友人・知人はたくさんいませんか?
このようにユーザーが多いからこそ、企業がインスタに取り組むメリットやインパクトはとても大きいのです。
しかしSNSを運用しようとしても「スキル」と「時間」の壁にぶつかる企業がほとんど。
多くの会社はこんな状況に…
詳しい人が社内におらず、とりあえず若いからという理由だけで新入社員に任せ、結果的に適当な運営になってしまっている
SNS運用者を社内でつくりたいけれど、分かる人がいないので教育ができない
SNS運用をしたくても手が空いている人がおらず、事務員さんが片手間で更新しており、なかなか伸びない
SNS担当を採用したくても費用がないので難しい。
そんな状態でインスタ運用が上手く行くはずがありません。
更に個人事業主となると更に問題は顕著に。
忙しい経営者が、片手間でインスタ投稿を作っていたり、DM対応をしていることなんてもざら。
だけど経営者といえど、インスタに対しては素人な人が多く「投稿伸びません」「時間が足りません」「誰かに手伝ってほしいです」と、私のところにも日々たくさんの相談が届きます。
だからこそインスタ運用代行が求められます。
人を雇う際の採用費用や教育費もいらないし、更にプロなので専門的にインスタ運用をお願いすることができるので、企業・事業主にとってかなりコスパがいいんですよね!
お互いメリットが多いというわけ。
即金性が高いためすぐに収入を上げられる
次に、Webフリーランスのお仕事の中でも、比較的初仕事で収入を得られるまでの期間が短いのもインスタ運用代行の特徴です。
このブログを見ている人の多くが、すでにスマホにはInstagramがインストールされ、1つぐらい自分のアカウントで写真を上げたことがあるって言う人がほとんどなのでは?
このように少しでも使ったり、見たりしているのでお仕事で使用する感覚もつけやすいのがInstagramの良いところ。
スキルとしてもまずは簡単な案件を取り組むだけなら、ライティング・デザインの基礎スキルがあれば、十分対応可能。
これらのスキルは2、3ヶ月集中して学習と練習を積み重ねておけば、お仕事ができるレベルまで身に着けることができます。
Webフリーランスのスキルでも、例えばHPを構築する「コーディング」のお仕事は、覚える必要のある専門用語やイレギュラー事案なども多いです。
プログラマーだってそうですよね。
そのために、企業からお仕事を貰えるレベルになるまで、どんなに短くても半年は勉強期間が必要だったりします。
在宅ワークをするにも、仕事選びによって初案件を受けられるようになるまでのスパンは大きく変わってきます。
時間かけてでも好きなことで独立したい人はそれでよし!
時間をかけず、とりあえずすぐお金にもなるし、長く働けるような仕事を探したいって言う人はインスタ運用代行1択です!
自分の理想に合わせて考えてみてくださいね!
Webフリーランスに必要な基礎スキルがつく
先述したように「ライティング」と「デザイン」のスキルがあればまず簡単な案件は受けられますが、更に1社から月10万円以上もらえるようなお仕事を受けるのであればレベルアップが必須。
しかし、これらのスキルは1度身に着けておくと、将来様々な仕事で活躍できるようなアツいスキルなのです。
実際わたしがインスタ運用を通してつけたスキルがこちら
・ライティング
・デザイン
・マーケティング
・クライアントワーク力
・管理能力(セルフコントロール力)
・ツールを使うスキル
それぞれのスキルについてはこちらのブログで詳しく解説しています。
特に付けて良かったスキルがマーケティグ力です。
マーケティングとは、物が売れるようになる仕組みをつくるスキルのこと。
例えば、あなたの身の回りでもSNSやテレビCMや電車広告など、商品を売るための取り組みたがくさんありますよね!
こういった戦略を考えて実行する能力がマーケティグスキル。
マーケティングがわかるようになると、ただインスタの投稿を作る作業者としてではなく、クライアントの求める成果を作れるパートナーとしてお仕事を受けられるようになります。
つまり、自分が頑張ったことでクライアントの売上が上がると、更に自分のお仕事単価も上げられるということ!
さらに、マーケティングスキルはインスタ運用だけでなく、あらゆるスキルに掛け合わせて使うことができます。
なぜなら企業活動とは商品を売ること、マーケティングとは切っても切り離せないんですよね。
なので、是非積極的に学んでいきましょう!
いろんな業界の人と関わることができ人脈がつく
次に私がインスタの代行やって良かったと思ってることは、いろんな業界の方と関わることができることです。
インスタを活用したいという業界は本当に多岐にわたります。
私が2年間接してきた中でも、講師業・食品メーカー・美容家・エスティシャン・マーケッター・イベント業・料理教室・不動産など、本当に様々な種類の業界の方と接してきました。
この仕事の面白さはいろんな、業界のプロのお話が聞けること。
お客様の代わりに投稿を作り発信をしていくので、相手のことを知らないとお仕事ができません。
なので色々とヒアリングするのですが、業界ならではのお話や、クライアントがプロとして経験してきた話はこだわりなどを聞くのは本当に面白いです!
自分が知ってる世界がぐんと広がりますよ。
お仕事が長期継続しやすい(半年以上)
インスタ運用代行の良いところはお仕事が長期継続しやすいということ。
インスタは基本的に定期的な投稿作成が必要になる業務。
それが継続できないから運用代行の出番があるわけです。
なのでお仕事を定期的にもらえるし、半年から1年と長期継続も当たり前。
例えば名刺作成をお仕事にしていても、名刺ってデザインは1回決めるともう数年変わらないですよね。
つまり、常にお客様を集客しないとお仕事が途絶えてしまうということ。
ですがインスタは継続的なお仕事なので、一件取ってしまうとしばらく仕事に困らないという安心感があります。
インスタ以外のお仕事も巻き取れる
お仕事を継続できるからこそ、日々クライアントの声を聞いているので、自分で仕事を巻き取って広げていくことができます。
例えば私であれば、インスタ運用代行をしていたクライアントから、X の投稿や資料作成、ショート動画の作成など関連のお仕事をもらえることができました。
これは日々やり取りしてる中で、クライアントと関係性ができてきたので相談をもらいやすかったこと。
また Instagram でデザインやライティングなど基礎スキルをつけていたことによって「めぐさんならこれもできるんじゃないか」と思ってもらいやすかったり、自ら提案しやすい状況にあったことが大きな理由。
インスタ1本で収入を上げる方もいますが、私はいろんなことを仕事にしたかったので、お客様の困ってる作業をどんどん巻き取るように意識しました。
トレンド・流行を知ることができる
インスタグラムの運用していると、自然と流行やトレンドが目に入ってきます。
例えば2024年の春頃だと猫ミームが大流行!
シュールなネコの動きや声に合わせて、日常のちょっとしたあるあるや笑えるネタをテロップにして投稿するショート動画です。
Instagram の運用する前は、こういったトレンドは若い子のものだと見て見ぬふりをしていただくかと思います。
しかしどんな世代のトレンドもアンテナも貼るようになったので、日々発見があって楽しいです!
インスタ運用代行で大変だったこと|デメリット
ここまではインスタ運用代行の良い点をお伝えしてきましたが、もちろんお仕事のしんどいところもあります。
午後からはインスタ運用代行のデメリットを赤裸々に語っていきましょう!
人と比べてしまいがちになる
インスタ用は気をつけていないと、つい人と比べてしまいたくなってしまいます。
なぜなら SNS は 露出されていく世界。見たくなくても、伸びてキラキラしている同業者が目についてしまいますよね。
さらにフォロワー数やいいね数、リール動画の再生回数など、数字が大胆に入れてしまう世界だからこそ「あの人は伸びてていいな」「この人はすごいな」なんて自然と口に入れてしまうものです。
だからこそ人と比べない、もしくは比べてしまっても落ち込まないようなマインドを持っておくことが大事!
気持ちに余裕を持てば伸びているライバルとの違いを把握して自分に取り入れることも可能です。
案件の受け方によっては毎日稼働が必要
次にインスタ運用代行は、毎日のように稼働が必要になってしまうケースがあります。
多くはアカウントにログインした作業を代行する場合ですね。
アカウントにログインして行う作業
・投稿のアップ
・ストーリーズの作成
・いいね周り
・コメント返し
・DM対応 等
Instagram は予約投稿も一部できますが、ストーリーズの投稿など予約できないものもあります。
またコメント対応やいいね周りなどは、毎日チェックして行わなければなりませんよね。
受け方によっては1日10分でも毎日クライアントのアカウントにログインして何かしら作業をしなければならない、というケースも珍しくありません。
会社員からすると「え、休みないじゃん!ブラック・・・・」と思われてしまうかもしれませんが、会社員よりも柔軟に動けることは、フリーランスの大きな武器なんです。
私も毎日クライアントの投稿アップをしなければならない業務がありましたが、1日10分だと割り切って受け続けています。
またどうしても毎日稼働があるのがきついという人は
一部の作業をチームメンバーに委託するのがよいでしょう。
またクライアントのアカウントにログインしない作業だけ、例えば投稿作成などだけを外注をつかうという手もあります。
その場合は案件単価が下がってしまいますが、無理のない稼働が優先であれば検討しても良いでしょう!
クライアントの質がピンキリ
これはインスタ運用代行に限らずですが、フリーランスのクライアントの質は正直ピンキリです。
お仕事だけ依頼してあまりフィードバックを返してくれないクライアントや、安値で受けているのに追加の作業を無料で求めてくれる方などもぶっちゃけいます。
しかしフリーランスのいいところは、付き合う相手を決めれるようになること。
もちろん、初期段階からそのような贅沢を言っていられませんが、対応していくうちに自分で「この人は合わないな」と思ったら断ることも可能です。
クライアントの数字成果がでるまでは時間がかかる
インスタ運用の特徴は成果が出るまで、結構な時間がかかるということです。
通常、アカウントを立ち上げて投稿を毎日続けても、お問い合わせが来るのは早くて3ヶ月後。
中には1年かけてじっくり育てていくという企業も珍しくありません。
これは Instagram でクライアントと読者の関係性を構築したり
リサーチしながら長期間かけてブランディングを確立していたり
いろんなアカウントを日々見ることで伸びるヒントを探したりと
本当に日頃から工夫と試行錯誤を行うようなお仕事なんです。
クライアントにはすぐに成果が出ると勘違いさせないように、お話をいただけばと思います。
フリーランス初心者にはインスタ運用代行がおすすめ!
いかがでしたか。
フリーランスの初心者には Instagramの運用代行がおすすめの理由、メリットやデメリットをお伝えさせていただきました。
まだまだ、世の中に知られていないインスタ運用代行。
Instagram で稼ぐなんてキャッチコピーは 最近 蔓延しておりますが、私はインスタで収益を上げる方法で一番安心なのは運用代行などのクライアントワークです。
これから副業でもフリーランスを始めるでも、何か個人で仕事を取り組んでみたい、大好きな Instagram をお仕事にしたい、そのような方は是非インスタ運用代行に挑戦してみてください!