在宅フリーランスという働き方は近年かなりメジャーな働き方の一つになってきました。
ほんの5年前ぐらい、コロナ前ぐらいは在宅ワークって全然収入をもらえないイメージがありました。
誰でもできるような仕事しか選択肢がないと思ってたんです。
また出勤のほうが大変だから偉いし、在宅だと楽だからその分収入が低い、という固定概念もありました。
でも今は、その考え方は古い!
令和になり、実は在宅ワークは効率よく働く手段の一つであり、会社員として出勤するよりも収入を上げられるんです!
企業側としても、1人分のデスク代や交通費が浮くって考えたら、うれしいですよね?
そんな時代の波にのり、私は2022年に会社をやめ、在宅フリーランスに転身しました。
それからSNS運用のサポートを中心にお仕事をし、会社を辞めて3ヶ月で会社員時代の収入に到達。
1年も超えると、あのまま会社員でいても定年まで頑張っても、決して達成できないような輸入に到達しました。
それだけではなくまだまだ大きな変化がたくさんあったのです。
そこで、今日は、元平凡会社員だった私が在宅フリーランスになって起こした変化をお伝えしていきます!
元平凡会社員、なぜ在宅フリーランスになったの?
そもそもなぜ私が在宅フリーランスになったのか。
この選択肢を考えるきっかけがコロナでした。
当時私は親切で入社した会社でずっと働いて、もうすぐ社歴が10年になるような年でした。
その会社はかなりの体育会系。
毎日怒鳴り声が聞こえる職場に出勤しており、いつ自分が怒られるかどうかビクビクしながら毎日仕事をしていました。
そんなとき、新型コロナウイルスが流行し、本当に生活が一変しました。
人と会うことが許されなくなり、わたしが大好きな飲食店やテーマパーク、ライブハウスなんかも閉鎖。一気に生きがいを削がれたような気持ちでした。
そんな私にも、1つだけコロナで良かったと思ったのが、在宅ワークを経験できたことです。
通勤がないだけで朝ゆっくり寝れるし、大嫌いな満員電車に乗らなくていい。
お昼休みにテレビを見ながら家の温かいご飯が食べられる。
ちょっとした休憩時間に家事ができたりソファーで昼寝ができる。
そして何より、電話をとったり、誰かのいざこざに巻き込まれたりということがないだけですごくストレスフリーでした。
自由なタイプの私には在宅ワークがあってると、その時の経験が教えてくれました。
そしてコロナをきっかけに、在宅ワークを取り入れる企業が増えたり、人を雇うよりウェブフリーランスに頼む方が効率的だと気づく会社が増えました。
在宅ワークでも申し分なく会社員以上稼げる社会になったのです。
その可能性を知った私は、できるかわからなかったけど思い切って会社をやめ在宅フリーランスに挑戦!
そして2年経った今、本当にびっくりするぐらいの変化が起こったのです。
今回は、平凡な会社員からフリーランスになった私におきた実体験を、7つのエピソードでお伝えしていきます。
1.フリーランスになると有給がなくなった
まず当たり前ですがフリーランスには有給がありません。
会社員の皆さんはこれをめちゃくちゃネックに思いますよね。
ですが裏を返せば、有給申請のあの気遣いはなくいつでも休むことができるし、お休みの上限もないので、めちゃくちゃコントロールが効くんです。
あと会社員は、ちょっと市役所に行きたいだけでも有給をとったりしないといけませんでした。
ですが、フリーランスだと1時間だけちょっと抜けるなども余裕でできるので、すごく時間の使い方が上手になりました。
「でも有給って休んでるのに給料が入るのに、それがなくなるのはちょっと辛い…」
と思った人。いますよね??
でも実はそうではないんです。
だってよく考えてみると、あなたの総支給額は有給休暇で働けない時間も含めて決まっていると思いませんか?
だって会社の予算って、従業員の労働時間(それに見合った売上)と給料がもとになっていますから。
だから、有給は休みながら給料がもらえるわけではなく、もともと年間の有給取得日も考えられてあなたの月給やボーナスが決められているというわけなんです。
そんなこんなで
私は平日にお母さんにランチをごちそうできたり、ライブに遅刻せずに行けるようになったり、突然の推しのイベントにも参加できるようになったりと
フリーランスになったことで体感10倍ぐらいプライベートが充実しました!
2.部下へのしょうもない指導がなくなった
2つめに良かったのが、くだらない仕事での指導で自分の時間が奪られることが激変したことです。
私が元々働いていた会社は毎年5人近くの新卒社員が入ってきました。
また、高卒採用も行っていたので若い人がすごく多かったです。
しかし、仕事をするためのマインドが整っていない方たちがあまりにも多かったんです。
挨拶をしない、ヘラヘラしてる、基本的な文章も書けない‥‥など。
あとは社員同士で喧嘩をしたり、この人と仕事がしたくないと言い出したり。
当時、丁度中堅社員が少なく、私にとばっちりがかなりきましたね。
揉め事の仲裁をしたりとか、そこそこベテラン社員のはずなのに1年目の社員の挨拶や名刺交換の指導をするということもよくありました。
極めつけは部下の退職相談に乗ること。
上司として、会社のためにも退職を引き止めることは大事な仕事かもしれません。
ですが、本人の人生を考えた時に、悩んで悩んで決めたのであれば背中を押してあげたいという気持ちの方が強く、話を聴いている時間もムダだし、会社への報告も嫌でした。
どうせやめる部下の話を聞きながら自分の仕事の時間を削り、結局は残業して取り戻す。
そんなことが結構多かったです。
しかしフリーランスになると、これすごく驚きだったのですが。
挨拶もできないような、ぐぅたら新入社員レベルの人はぼいません。
なぜならば、雇用契約ではなく業務委託契約でお仕事をするので、本人ができないのであれば別の人を探すことができるから。
言葉を選ばずに説明するといつでも辞めさせられる状態なので、緊張感が会社員と全然違うんですね。
フリーランスっては厳しい環境に見えるかもしれません。
しかし、裏を返せば仕事のやる気がない人は全くまわりにおらず、「何でこんな人教えないといけないの?」というストレスがなくなりました。
今私はチームメンバーが複数いますが、皆さんやる気もありますし、納期を遅れたりすることももちろんありません。
当たり前のことの指導をしなくていいというのはこんなにストレスフリーなのかとちょっと感動しています。
もちろん部下だけでなく上司も。
会社員はチームを選ぶことができないので、相性の悪い同僚や上司と無理やりでも仕事をしなければなりませんでした。
また会社から任命されたお仕事をするので、気の合わない苦手なクライアント対応で疲弊することも…。
しかし、フリーランスは一緒に働ける人が選べる。このことは大きなメリットですね。
3.成果につながらない仕事をしなくてよくなった
会社員といえば、成果に繋がらないような仕事が結構多いもの。
一番分かりやすいのは電話応対です。
みなさんも経験ないでしょうか?
自分以外当ての電話を取って、ただつなぐだけ。
もちろん役割としては誰か必要です。
でも成果に繋がるお仕事といえばそうではありません。
そのため、私の会社では暗黙の押し付け合いがすごくあり、電話がなっても「誰か取ってくれるだろう」とみんなが思っている状態に。
また私は性格上、作業を中断させると生産性がめちゃくちゃ落ちたりミスを起こしやすいタイプなのです。
集中力がなくなっちゃうんですよね。
なので電話応対でやってた作業が分断されると、「今何やってたっけ?」と思い出すところから始まることもしばしば…
なので、突然の電話応対がない今は仕事の効率がすごく上がりました。
他にも、社長の思いつきで「今から席替えするぞ」と言われると、どんなに忙しくても社長の言うことは絶対だからと、1時間ぐらい取られたりしました。
あとは、会社の掃除とか、コピー取りとかお茶出しとか…。
もちろん誰かがしないといけない仕事なんですけどね。
仕事のレベルは上げたい!とおもっても、どうしても事務所での内勤が多めの女性だと、雑用を押し付けられがちでした。
でも、フリーランスになってスキルや実績をつけたら、仕事を選べるようになりました。
4.満員電車にほんとに乗らなくなった
もうこれは本当に信じられないんですが、満員電車に乗るのは年に5回ぐらいになりました。
たまたまプライベートの用事で乗った電車が、帰宅ラッシュと被ってしまったときぐらいですね。
その時にぶっちゃけ「どうやって私毎日これに乗ってたんだろう。みんなすごいな」と毎回思ってしまうほど。
だいたい3回に1回ぐらいは出口から届かないおじさんがいて、こういうストレスを抱えながら出勤することって、本当に大変だよなとひしひしと感じます。
旦那さんは1時間かけて電車通勤。
そろそろ会社に着くころかな?っていう時間に私はお布団から5秒で出勤してます。
心の中でこっそり優越感に浸る朝なのです。(笑)
5.お金を気にせず買い物ができるようになった
遊ぶのも買い物も好きな私。
昔は給料はほとんど、プライベートの予定に消えて言ってました。
節約意識をしないと貯金ができない状態‥でもなかなか難しかった。
ですが今は会社員時代の収入の2~2.5倍までに上がったので、少し金銭感覚が高くなったかなと思います。
もちろん、別に金持ちになることを夢見てたわけではないですし、お金で豪遊することにも興味はないです。
ブランド品や高級なものに囲まれたい欲も一切ありあせん。(笑)
そんな庶民心忘れられない自分ですが…
だけどちょっとスーパーで美味しそうないちごを買ったり、セールじゃない時に服を買ったり、推しのライブに複数箇所申し込んでみたりとか。
今まで何気なく我慢していたことを、より一回りグレードアップを選べるようになったのはとても嬉しいです!
6.仕事と遊びの境界線がなくなった
会社員時代は土日は思いっきり遊ぶ日だったので、今日も遊んだと満足感。しかし明日の仕事が嫌すぎて涙目になる日も。
しかしフリーランスになった今、遊びの予定がある日も少しは仕事をするようになりましたので、仕事と遊ぶの境界線がいい意味でなくなりました。
例えば夜にコンサートがある日は、15時までお仕事をして、ちょっとグッズを買いに行った後に、近くのカフェで開演ギリギリまでお仕事をするのがルーティンです。
友人とランチに行く日は、朝はお仕事をしてお昼はランチでゆっくり。夜はまた家に帰って仕事というような、プライベートの予定を軸に仕事を行う日も結構多いです。
そんなに仕事仕事でブラックやんと思う人もいるかもしれません。
ですが、好きなこと・やりたいことを仕事にしたのでさほど苦ではないんですよね。
7.自分に自信が持てるようになった
そして最後は、自分に自信を持てるようになったことです。
もともと自分のことが好きなタイプではあったのですが、人にどんな仕事をしてるかやどんな会社で働いてるかというのを一切言うのが恥ずかしかったんですよね。
もちろん前職は売上も上がり続けていて成長企業でした。
でもどこか自分とは合っていなくて、自分らしくない会社で働く自分を誇らしく思えなかったんです。
でも今は大好きな Instagram を仕事にして、価値観の合う人たちと時間を共有できるようになりました。
友達にも胸を張って今自分がどんな仕事をしてるのかの話をすることもできるし、インスタの話題になるとちょっと前のめりに話せるようにもなりました!
こうして自分の心を変えてくれたフリーランスという働き方。本当に出会えてよかったなと思ってます!
フリーランスになると人生が一変しました
いかがですか?
他にもたくさん変化があったのですが特に大きく変わったことを取り上げてみました。
なぜフリーランスになるとこんなに人生が変わるのか。
それは、自分に全て主導権が来るからです。
会社員で働くことももちろん安定しますし、悪くはないです。サボってても給料入りますしね!(怒られますが)
だけど、あなたの労働時間や出勤場所、収入は全て会社に決められています。
つまりあなたの起きる時間も、寝る時間も、休みの日も、やる仕事も、使えるお金の範囲も、会社の方針や決定に依存してしまう状態なんです。
私はそれがあってなかったんだなぁと、フリーランスになってから気づきました。
今では頑張ればすぐに収入として反映されるし、何より外に出るのが好きな自分なので、自由に旅行に行ったり、めちゃくちゃ自分らしい生活スタイルを得られるようになりました。
もちろん楽してフリーランスしてるわけではありません。
ぶっちゃけ仕事の稼働時間は会社員よりは変わってないかむしろ増えたかです。
でも、あの時より収入は2~2.5倍に。
何かを我慢して毎日会社に出勤してるのであれば、是非フリーランスという選択肢も一つ入れてみてくださいね。