在宅フリーランスは近年主流の働き方になってきています。
時間や場所に縛られない働き方の為、出勤だと仕事をするのが厳しい、育児や介護などで悩む方でも取り組みやすいお仕事スタイル。
不足が多く言われてる時代、最近では一部のスキルだけをフリーランスに委託して、人件費を抑えたり採用難を乗り越える企業も増えています!
そんな今の時代、在宅フリーランスの中でも話題の仕事がインスタ運用代行。
企業や個人事業主のインスタを代わりに運用するお仕事です。
しかしインスタでのお仕事というのは結構いろんな種類があり
最近SNSでは「インスタで人生変えた」「インスタつかって1日30分で稼ぐ」などキラキラしたワードが多く、逆にうさんくさくて本当にうまくいくのか怪しく思うこともあるでしょう。
そこで、インスタ運用代行がどんなお仕事か、2年以上フリーランスとしてインスタ運用代行を経験してきた私がお仕事の中身は実態を赤裸々にお伝えします!
今後の取り組みについて是非参考にしてくださいね!
インスタ運用代行の仕事内容(基本)
インスタ運用代行とはその名の通り企業や個人事業主に代わり、委託を受けてインスタの運用をするお仕事です。
例えばわかりやすいもので言うと投稿を作成したり、プロフィール文を考えたり、コメントやDMの対応をしたりと、忙しいクライアントに変わり作業を行います。
またそれ以外にも、インスタを伸ばすための専門スキルを使い、アカウントのコンセプトを考えたり、市場をリサーチし伸びやすい投稿の企画を立案したり。
さらに読者が楽しめるような投稿デザインの見せ方を考えたりと、スキルや経験を積めば積むほど仕事の幅が広がっていきます。
私が具体的にやってきたインスタ運用代行の仕事内容をお伝えしましょう。
フィード投稿の作成
フィード投稿とはインスタで画像10枚と本文で構成される投稿です。
インスタ運用代行の主な作業としては
・画像用のライティング
・画像のデザイン
・キャプション作成(インスタ投稿の本文)
・ハッシュタグ選定
がメインです。
デザイン・ライティング・マーケティングのスキルを身につけ、読者の心が動く投稿を作れるよ
うになることが大事です。
リール投稿の作成
次にInstagramのショート動画であるリール投稿の作成です。
主な作業としては、
・台本作成
・素材用意(撮影など)
・動画編集
・キャプション作成
・カバー画像作成
です。
投稿アップ作業
クライアントのアカウントに投稿をアップする作業です。
Instagramは頻繁に投稿するものなので、案外この作業に手間がかかってしまうもの。
クライアントがログイン情報を渡しても差し支えないようなら、ぜひ巻き取ってしまいましょう。
ちなみにInstagramは予約投稿も可能ですが、よくバグが起こるので、アップ時間に確認することは必須。
また端末は基本的にスマホでアップすることになります。
インサイト記録
インスタにはアカウントに訪問した人数や、いいね・コメントなのの数、プロフィールを見られた回数など、中身の数字を見ることができます。
これをインスタ用語でインサイトと言います。
このインサイトをスマホアプリで確認し、クライアントと共有の管理表に手入力する業務を受けることも多いです。
一部、数字計測のツールなどを入れると自動で、csv形式等でダウンロードすることができます。
しかし一部の数字(アカウントの流入経路など)は外部ツールでも連携できなくなっているので、どうしてもスマホでインサイト画面を表示する必要があります。
いいね周り
主にアカウント立ち上げたてなどに行うものです。
インスタ運用の初期にみなさんの頭を悩ませるのが拡散量。
どうしても、フォロワーが少ないうちは拡散されづらく閲覧数がたりません。
なので、いいね周りで自分のことを知ってもらいます。
もちろん予算があれば広告を出したり認知を上げる方法は色々とあります。
しかし、なるべく初期はお金をかけたくないという方もいるのでご提案してみましょう。
コメント・DM返信
コメントやDMの返信も運用代行が行える範囲です。
はやくメッセージが帰ってくるとフォロワーさんも嬉しいですが、忙しいクライアントはスマホに張り付く余裕などありません。
そのためコメント返しをしていくれる人がいるのはクライアントにとってとても助かるのです。
ただコメントやDMは関係性をつくるために重要なので、返信の可否や提携文など、クライアントとしっかり詰めるようにしましょう!
ストーリーズ投稿
ストーリーズはインスタ運用については重要。
ストーリーズの閲覧や反応が伸びると、投稿も拡散されやすいという仕組みが働いているので、ストーリーズに力をいれるアカウントがどんどん増えています。
また、ストーリーズは投稿よりもプライベート性が強く、仕事の裏側やお出かけ時の投稿など、一部はクライアントにお願いするのが良いでしょう。
インスタ運用で巻き取るのは
・宣伝内容
・投稿アップのおしらせ
・ノウハウ投稿
あたりになります。
どんな内容を投稿していくかクライアントと打ち合わせましょう。
また、クライアントがあげたストーリーと、キャラや主張がちぐはぐになるのはインスタ運用代行では結構あるあるです。
ハイライト作成
ハイライトとはInstagramにアップしたストーリーズをまとめておける場所のこと。
この機能を応用して、ホームページがわりにサービス紹介や口コミなどを載せる企業が多いです。
このときにキレイに見せるために
・ハイライトカバーを整える(丸い部分)
・ハイライト用のストーリーズをキレイに作る
この2つの作業を巻き取ります。
インスタ運用代行の仕事(応用編)
ここまで説明した仕事は、基礎スキルをつけてマニュアルに沿ってやってもできる範囲。
作業者としても求められる範囲です。
ですが、月30万円以上目指したいのであればもう少し突っ込んだ範囲まで巻き取りましょう!
コンセプト設計
まずはコンセプトづくりです。
これは自分で作ると言うより、クライアントと相談しながら決めるかんじです。
クライアントのインスタ運用には必ず目的があります。
商品を買ってもらいたいだとか、来店して欲しいとか。
そのためには、どんな人をアカウントに集めればいいのか?
そこでまずは市場をリサーチしながら、ターゲット像をきめます。
そして、クライアントの見られたいイメージや伝えたい思いなどとすり合わせながら、魅力的なコンセプトを一緒に考えます。
このコンセプト設計でインスタが伸びるかどうかの命運が分かれます。
どんなプロの人でも2週間から1ヶ月ぐらいをかけてじっくり決める部分になりますが、インスタの基礎スキルやマーケティング知識がないとうまく作れません。
そのためコンセプト設計ができる人は、ひっぱりだこに!
投稿のネタだし
ネタや企画だしはアカウントの伸びにかかわる重要な仕事です。
考えるのにも結構時間がかかりますし、伸びる投稿ネタを立案できるにはマーケティングスキルがないと難しいです。
なので、ネタ出しまで巻き取れるとかなり喜ばれます。
ネタ出しといっても、自分の中で考えるわけではありません。
とにかくリサーチが重要なんです!
ターゲット層がいま悩んでいたり興味をもっていることはなにか考えたり。
ライバルののびた投稿を探して、投稿が受け入れられる背景には何があるのか探ったり。
業界の動きやトレンドをとらえて、どんなネタが今後興味関心を惹きつけるかと考えたり。
とにかく頭を回して、日々アンテナを立たせることが大切です。
改善提案
インサイト数字を見て分析して、今のアカウントをより伸ばすにはどうしたらいいか施策を考えます。
例えばプロフィール閲覧の数字が低いのであればを、プロフィールを見てもらうための作戦を立てます。
1投稿だけ爆発的に伸びたのであれば、その投稿を徹底分析して他の投稿の違いを探ったり、伸びた要因を捉えていきます。
お医者さんが健診をして、体のあらゆる数値をとって、それから最善の治療を行うように、改善するための作戦を提案していきましょう!
デザインテンプレ作成
デザインの勉強をしっかり行なっている方はテンプレ作成にも挑戦しましょう。
基本1から作ることになるので、受注するためにポートフォリオ(見本)つくり、技量感やテイストが合うかすり合わせましょう。
ぶっちゃけ
「デザインをお金出してフリーランスの人に作ってもらったけど。ぶっちゃけ微妙だった」
という声は、実際本当によく聞きます。
なのでテンプレを大量にリサーチし、いろんなパターンを作れるようになりましょう。
また、インスタ投稿は高頻度で作るもの。
編集が面倒なテンプレを作ってしまうと製作者側に工数がかかります。
相手の求める見せ方と、作業のしやすさどちらも叶えられるデザインを目指しましょう!
インスタ運用代行はどんな企業がお客様になるの?
インスタ運用代行を頼む企業はさまざまです。
美容業界、飲食店、スクール業、採用関係、ネットショップ、旅行、占い、カウンセリング・・・・
運用代行者はジャンル特化している代行もいれば、ジャンルはしぼらず受け入れている方もいます。
ちなみに私もジャンルは絞っておらず、少しカジュアルめなデザインで図解や文字投稿、リールなど広くやりたい人に向けて対応しております。
企業はどんな悩みを持ってるの?
Instagram運用代行して企業さんにどんな風に役に立てるの?とイメージがわかない声も結構伺います。
私は今まで30アカウント以上の対応をしてきたのですが、企業が持っている悩みはだいたい下記のどれかです。
・自分でインスタ運用したいけれど手が回らない
・インスタから集客をしたい、売上を上げたいからプロにお願いしたい
・インスタでファン作りをして商品を広めたいからプロにお願いしたい
・インスタをきれいに整えてブランディングしたい
・人を採用するお金はない
企業によっては運用することが価値となるケースも結構あります。
もちろんマーケティングが好きでお持ち数字が伸ばせることは、一番単価をアップできる近道です。
インスタ運用代行について学びたいなら?
インスタ運用代行のお仕事に興味を持っていただいても「じゃあどうやって始めたらいいの」と迷う方も多いはず。
もちろん独学で頑張っているフリーランスも中にはありますが、やはり会社員のように上司がいないので、教えてくれる人がいる環境を作るのがおすすめ。
特にインスタ運用は答えのない世界。自分が自信を持って作った投稿がでも、客観的に見るといまいちということは結構あるあるです。
1本ゆびさし
インスタ集客やマーケティング世界はとても奥が深く、使う言葉1つ変更するだけで問い合わせがパタッと止まったり、いきなり増えたり、ということもざらに起こります。
そんなシビアな世界なので、私はインスタ運用にはしっかり自己投資をすることを、最短で成果を上げたいという人にはおすすめしています。
ちなみに、私はリモラボというスクールでインスタ運用全般を学びました。
プロフィールも毎月のように講師に相談し、日々変化するターゲットのニーズや、自分の実績・状況にもあわせて変えていきました。
そうやって整えていくことで今では募集をかけていなくても月10名以上から問い合わせがくるようになりました。
わたしが学んだスクール「Webフリーランス育成の女性限定スクール リモラボ」については、もし気になる方がいましたら、下記のLINEを登録して送られてくる動画をチェックしてみてくださいね!
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まとめ|インスタ運用代行のお仕事を解説!
インスタ運用代行という仕事のリアルがわかったのではないかと思います。
インスタを伸ばしたい、だけど会社に詳しい人がいるわけでもなければ、インスタ担当を雇うほどのゆとりはない。
そういう企業さまにこそ受けていられているお仕事なんです。
また、インスタ運用は継続仕事なので長期案件がとりやすいのもメリット。
わたしも月収50万円以上は2年キープしつつですが、クラウドソーシングや自分からの営業は一才していません。
安定した在宅ワークをしたい場合、インスタ運用代行がおすすめです!